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算数教育について考えたことを残していきます。


by mhidetoshi

グロス

先日、ある雑誌で坪田先生の記事を拝見しました。

「1ダースは12個。これが12個集まればなんていうんだろうね。」

記事を正確には覚えていませんが、このような問いかけから児童を学びの世界へ誘うことを書いておられました。そして、追究してきた児童をおもいっきりほめてやると、その後どんどん自分で調べるようになりますよと。

さて・・・。
1ダースが12個。つまり12ダース集まると、別の単位があるのだろうか?
こんな疑問が、確かに私の中にも流れました。
ちょっと調べてみることにしました。


たしかにあるんですね!

 1ダース・・・ 12個
12ダース・・・1グロス(144個=12×12)

ほほ〜「グロス」っていうんですね。知りませんでした。
ということは・・・12グロスは?

 1グロス・・・ 144個
12グロス・・・1グレートグロス(1728個=144個×12)

なるほど〜。
まとめるとこんな感じでしょうか。
グロス(gross)…12 ダース(12^2 = 144)
グレートグロス(great gross)…12 グロス(12^3 = 1728)
さらには、120個(12×10)を「スモールグロス」なんていうようです。
グロス_c0296067_456742.jpg

2013年には、森永チョコ『ダース』の144個入りバージョン『グロス』が限定販売されたこともあるようで。
おもしろいですね!
by mhidetoshi | 2014-09-18 04:57 | 日常の数学